千葉の雛人形・五月人形(兜・鎧)の手作りの人形師 岡むら

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人形師岡むらの制作工程紹介

桐塑頭の制作工程・材料

日本でも数少ない桐塑頭

石膏を型に流し込み大量生産する、コピー商品と違い、桐粉(きりこ)胡粉(ごふん)、膠(にかわ)を主材料に作り出される頭(顔)の表情は一つ一つ微妙に違います。
仕上がりはきめ細かい深みのある白と柔らかな曲線、しっとりとした美しさ、ほのかな笑みで語りかけている様です。

頭かしら(顔)は江戸時代より伝わる伝統技法の「桐塑頭とうそがしら」を全商品に使用しております。
40工程の内の主な工程 桐粉きりこと生麩糊しょうふのりを混ぜて作る。

着色義眼を使用。
「顔の善し悪しは目で決まる」と言われる様に目入れは最も大切な工程の一つです。
(人形の目と私の目が合う感覚にします)

胡粉(ごふん)
貝殻を焼いて粉末にした物で奈良時代より日本画に用いている白色の顔料です。 それと膠(にかわ)を混ぜる。
胡粉と膠を混ぜる割合は季節によって違います。

胡粉を目、鼻、口、アゴを盛り上げる。 胡粉を膠を混ぜ、置上げ様胡粉を作ります。
この胡粉を盛り上げますが、高い低いと量の加減で顔の表情が違ってきます。

胡粉を全体に塗る。 地塗りと同じ様に中塗り胡粉も作ります。

小刀で目、鼻、口を切る。
特に目の切り出しは人形に命を与えると言い、緊張し、職人の魂が入る一瞬でもあります。

上塗胡粉とゼラチンを混ぜ、牛乳くらいの濃さにして刷毛(はけ)で5〜6回塗ります。
この上塗りも熟練した技が要求されます。

仕上げ。
────人形用の特別な筆を使用します。

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